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潟Aトム環境工学>Q&A>設計者編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
設計者編 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
Q1:換気設計依頼時には、どのような書類と図面が必要ですか? Q4:ダクト配管が通らないのでユーフレクトの規格以外の径に落としたいのですが大丈夫ですか? Q6:浴室やトイレに局所換気扇を設置しますが問題ありませんか? Q7:勾配天井を使用したロフトがありますが、室内排気口は何処へ設置すれば良いですか? Q8:給気口は、低い位置(1000mm)に設置は可能ですか? Q9:給気口を、直交する間仕切り壁ギリギリに設置は可能ですか? Q11:機械のコントローラーは、何処に設置すれば良いですか?高さは? Q13:確認申請時、各室が0.5回/h以上になっていないと戻されました。なぜ? Q14:確認申請時、給気口1個あたりの給気量を求められました。資料はありますか? Q15:確認申請時、室内排気口の算定基準を求められました。資料はありますか? Q1:換気設計依頼時には、どのような書類と図面が必要ですか? A1:最低限必要な図面は、平面図(各室天井高記載のもの)が必要です。なるべく平面図とそろえて提出して頂きたい書類は、配置図(近隣状況のわかるもの)。又、間取りプランで、勾配天井やロフト、小屋裏収納が増設予定の場合は必ず2階平面図に記載して下さい。換気設備図と確認申請時に必要な各種計算書は、全物件弊社で作成しますので、設計者は面倒な計算書の作成は必要ありません。
A2:いいえ。弊社で作成した図面以外に配管径路を変更した場合、換気量の保証は致しません。弊社以外の設計者が配管径路を作成した場合、曲がり、継手位置、ダクト長さ等による圧力損失がかかり機械本体に負荷が多くなり排気量が確保されない可能性があります。指定の配管や設置が出来ない場合は、ご相談下さい。 A3:いいえ。弊社で指定した数値以外は排気量の保証は致しません。間取りプランや配管径路、各室内排気量は、音、臭気、湿気、温熱、ダクトの圧力損失等に配慮した排気量を算出しています。変更が必要な場合はご相談下さい。 Q4:ダクト配管が通らないのでユーフレクトの規格以外の径に落としたいのですが大丈夫ですか? A4:いいえ。ユーフレクトは、100φ・150φで配管を構成しています。100φ以下は、圧力損失が大きく長いダクト配管を行うと室内排気口で必要な排気量が確保されない可能性がありますので径を小さくしないで下さい。構成部材以外の径を使用した場合、換気量の保証は致しません。ダクトが、通らない場合はご相談下さい。他の配管方法をご提案致します。 A5:簡単に説明しますと、部分(トイレ、キッチン、浴室)だけ換気するのが局所換気。換気径路となりうる全てを対象とするのが全般換気です。ですから、居室に給気口が設置され納戸やWIクローゼット等に室内排気口が設置されている場合は、その間にある廊下、階段等も換気径路となります。室内排気口の付いていない小さな物入や押入等以外は、全般換気対策の対象となります。確認申請の気積計算書・換気量計算書も全体量で換気量の確認を行います。 Q6:浴室やトイレに局所換気扇を設置しますが問題ありませんか? A6:次の点を確認して下さい。局所換気扇を併用する問題は、必ず逆流防止シャッターや逆流防止弁を使用して下さい。設置されていないと、局所換気扇のスイッチを止めた際、給気口と同じ役割を果たし換気経路のバランスが崩れ計画した空気の流れが創れません。キッチンのレンジフードも同じです。必ず局所換気扇には逆流防止措置を施してください。 Q7:勾配天井を使用したロフトがありますが、室内排気口は何処へ設置すれば良いですか? A7:空気の流れを考え、給気口と対角の天井に設置することが望ましいのですが、室内排気口は壁付けも可能ですのでメンテナンス・清掃が可能な位置でなるべく高い位置に設置して下さい。設置箇所が分からない場合は、ご相談下さい。対応方法をご提案致します。 Q8:給気口は、低い位置(1000mm)に設置は可能ですか? A8:いいえ。給気口を低い位置に設置すると、冬季にコールドドラフトを足元に感じ不快の原因となります。なるべく床面から1800mm以上の位置に設置するようにして下さい。設置が不可な場合は、ご相談下さい。 Q9:給気口を、直交する間仕切り壁ギリギリに設置は可能ですか? A9:いいえ。直交する壁ギリギリに給気口を設置すると、外部で微細な粉塵が多い場合に直交する壁が汚れやすくなります。最低300mm以上は離し設置して下さい。 A10:次の点を確認して下さい。大きめの点検口で、機械のメンテナンス・清掃が可能であれば問題ありませんが、なるべく中心が揃うよう配置して下さい。 Q11:機械のコントローラーは、何処に設置すれば良いですか?高さは? A11:基本的に機械が設置された室内に設けます。化粧室やトイレ内が多いです。コントローラーは、設置設定後、頻繁に動かす物では無いので分電盤と同じ高さで問題ありません。設置高さは、特にしていません。 A12:概算ですが、下表となります。(配管径路によっては選定機種が変わる場合があります)
建物プランによっては、上位機種を選定する場合があります。 Q13:確認申請時、各室が0.5回/h以上になっていないと戻されました。なぜ? A13:建築主事が局所換気扇(壁付け同時給排型)の考えがあったのだと思います。全般換気の場合、換気対象となっている部分の気積の0.5回/h以上が全ての室内排気口合計で満たしていれば全体の換気を満たすことになります。各室内排気量の算定は、送風音、臭気、湿度、温熱等に配慮した排気量で設定を行っており、排気量の調整は開閉微調整可能な室内排気口で行います。全般換気の場合は、換気径路内にあるドアはアンダーカット又は、通気ガラリを設け各室間がつながっているのです。 Q14:確認申請時、給気口1個あたりの給気量を求められました。資料はありますか? A14:SQ80(角型)の給気口で9.8Pa時30.8m3/h。F80(丸型)の給気口で9.8Pa時22.4m3/h。この値は、特に参考になりません。基本的に自然給気口の風量を1個毎に計測することは難しく外壁面等の隙間からも温度差や風圧によって流入するためです。自然給気口は、引っ張られた空気が入ってきますので引っ張られる空気が大きければ流速が早くなり少なければ遅くなる単純な仕組みです。ユーフレクトの場合は、第三種機械換気ですので、排気側で調整を行えば給気量も気密が取れていれば同量に近い値が入ってくる筈ですが、排気量=給気量÷数にはなりません。排気量=給気量÷数+(隙間からの流入量と外部環境の影響)になります。又、設置される方位の外部環境によっても給気量は多少なりと変動します。大事なのは、随時一定の換気量を満たしているかということです。 Q15:確認申請時、室内排気口の算定基準を求められました。資料はありますか? A15:A13で記載した通り、送風音、臭気、湿度、温熱等に配慮した排気量で設定を行っており、騒音性や設置された場所によって排気風量を選定しています。
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