建築基準法の改正により、住宅のシックハウス対策として換気設備の取り付けが義務化されました。しかし、その義務化の陰において充分な換気量の測定が行われないために、換気設備の能力不足から法で定められた換気回数を確保できない住宅が数多く建築され、新たな問題点として換気設備の不良によるシックハウス問題が生じ、論議されています。
最近の調査では、ほとんどの住宅の平均の実質換気回数は0.1〜0.2回/hと、法で定められた0.5回/hの20〜40%程度しか確保されていないという結果から、建築完了時などにおいて換気設備の風量検証を実施することなどが検討され始めています。
これらの問題の解決を図るために、換気設備においては建築基準法第68条の10第1項の規定に基づき、同法第1章から第3章までの規定又はこれに基づく命令のうち同法施行令第136条の2の10に掲げる一連の規定に適合するものであるか否かを認める型式適合の認定が昨年より開始され、現在、国内外の換気メーカーが自社の生産する換気設備の能力の審査を受けております。
当社では、日本住宅性能表示制度による換気型式に続き、国土交通大臣の定めた指定性能評価機関より平成16年10月13日付で認定を取得しました。ユーフレクト排気空気計量換気システムのすべてに対して、「ダクトを用いた分岐管方式による第三種換気システム」として国内で第1号となる型式適合の認定を得ました。
これは、通常では考えられないような過酷な設計条件下において、法で定めた有効換気量を確保することが証明されたことであり、また、シックハウス防止対策の技術基準を満足する換気システムであることの認定となります。
つきましては、建築基準法による初めての型式適合認定の取得のお知らせを致しますとともに、今まで以上にユーフレクト排気空気計量換気システムを御愛顧頂きたくお願い申し上げます。
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潟Aトム建築環境工学研究所 代表取締役 岩岡重樹 |
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品番:KBI12-6
認定番号
型01Mabca2000037 |
品番:TFK6S
認定番号
型01Mabca2250038 |
品番:TFK6
認定番号
型01Mabca2000039 |
品番:TFK4S
認定番号
型01Mabca1200040 |