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潟Aトム環境工学>換気装置について>風量測定の必要性 |
風量測定の必要性 |
現在、建物に換気設備の設置が義務付けられていますがシステムの換気性能が不足しているケースが多々見られます。原因としては、1.無理な設計、2.施工不良、3.資材選定の間違いなどが挙げられます。
1.換気設備の設計計画には、近隣計画、設備能力、配管計画などに配慮し設計を行う必要があります。設計を安易に行うと設備能力が発揮されずに換気量不足の原因となることもあります。
2.換気には、大別して個別壁付型とセントラル型があります。施工に関しての注意点は、個別壁付型に関しては給気と排気の位置が近くなりショートサーキット(給気された空気が拡散せずに排気され換気計画上好ましくない)になる場合がありますので適切な配置計画と風圧に対する配慮が必要になります。ダクトを用いたセントラル型は、梁などの構造体などを考慮して配管する必要があり安易にダクト口径を小さくすると粉じんなどの付着により機器性能が低下し徐々に計画された換気量が減少する可能性があります。
3.よく延床面積から機器を選定することがありますが、機器の選定は機器の配置などにより同じ機種を選定しても使用される資材数により実際の機器能力に差が生じます。それぞれ設置された物件に適切な換気がされているか設置後にチェックをする必要があります。実測により換気量の多・少が発生した場合は適切な量に調整する必要もあります。
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ユーフレクト換気システム風量調整の様子 (専用風量計にて測定しながら、排気口(ディフューザー)毎に設置場所に適切な換気量調整を行い最終確認します)
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