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快適な環境とは

 快適性とは、ASHRAE(アメリカ暖房冷凍空調学会 1996年)によると、「環境条件への満足度を表す知覚の状態」と定義しています。これを熱的な様々の作用要因に関して換言すると、即ち快適とは、今よりも暑くなっても寒くなっても不快感をもたらすような環境条件を意味しているのです。快適性や人間が受ける印象は、必ずしも常に環境から受ける感じに対応している訳ではありませんが、環境条件が変わった場合には特に、「印象」と「感覚」という言葉の違いをはっきりつけにくい二つの概念価値評価の差が明確に現われます。例えば、熱的な「感覚」は第一に、皮膚の温度のよって決まるのに対して、「印象」の方は、身体全体の様々な負荷状態(ストレス)を反映する総合的評価です。しかし、人間の快適性には当然、その時の気分や、先行する体験といった、心理的ファクターが関係してきます。よって、単なる物理的に測定可能なファクターでは論じることはできません。あえて一般に「快適な室内環境(気候)」とはどのような状態を言うのかというと、IEA(国際エネルギー機構)では、室内における状態(気候)を次のように定義しています。
室内温度 冬においては20℃前後であること
夏においては28℃前後であること
部屋の水平温度 水平温度が一様であること
上下の温度差 3℃から4℃以下であること(ある部分の室内に面する箇所の温度は、その部分に近接する室温より3℃から4℃低い程度であること)
湿度 冬においては40から50%で乾燥感や湿っぽさがないこと(学会によっては35から50%という説もある)
室内気流 0.1から0.2m/sであること

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